社会人になり自分でお金を管理し始める20代。学生時代に比べ自由になるお金は増えており、これからの生活を考えると資産形成も気になり始める時期です。今回はなぜ資産形成をスタートする若者が急増しているのか?20代が資産形成を始めるメリット、20代が資産形成をする上で大切なポイント、求人にも約立つ福利厚生としての確定拠出年金についてご紹介させていただきます。
20代が資産形成を始めるメリットとは?
資産形成はできるだけ早く始めた方が有利です。労働収入が入り自分でお金を管理し始める20代から資産形成を始めるのはとても良いタイミングです。
なぜ資産形成を早く始めた方が良いかと言うと、資産形成では「運用期間」と「複利効果」が強い味方になるからです。老後資金で考えた場合、20代であれば老後までかなりの時間があるため、コツコツと資産を積み上げることができます。たとえ少額の積み立て投資であっても運用期間が長くなれば、塵も積もれば山となりまとまった資金になり、さらに複利効果も高まります。
例えば月に3万円を30年間積み立てた場合、3万×12カ月×30年間=1,080万円と、元本だけで1,000万円を超える金額になります。運用期間が長いので、株式などリスクとリターンが高めの金融商品に多めの資金を配分することも可能になります。仮に利回り4%で30年運用できれば、50代の段階で資産は2,082万円に増え老後資金に必要と言われている2000万円をクリアすることになります。
資産形成は将来の備えになります。年齢が上がるにつれて、結婚や出産、子どもの教育や住宅購入などライフイベントが多くなり、お金が必要です。また、この先の年金不安などもあり老後資金の準備も必須です。
20代は自由にお金を使える機会が多いです。生活を見直しながら余分な出費を資産形成にまわせる絶好の年代と言えます。
20代からの資産形成のコツ
0代からの資産形成で一番有利な点は、運用期間が長期間取れることです。老後資金であれば40年前後の時間があります。20代からの資産形成は、長期間の運用を意識することが大切です。
非課税制度のiDeCoや企業型確定拠出年金を活用し積み立て投資をしていくのが良いでしょう。
運用期間が長ければそれだけ複利効果も高まります。結婚や子育てなど生活の変化によって、十分な運用資金を捻出することが大変になる時期もあるかもしれません。そんな時でも節約を心がけ、少額でも運用を継続していくことが大切です。
また、長期間の資産運用の場合、多少の相場の波で一喜一憂しない心構えも必要かもしれません。長期保有の運用を考えた場合、一時的に損失が出たとしても、その後の運用期間で損失を取り戻せる可能性があるからです。
先進国の株式相場は15年以上の超長期で見れば右肩上がりとなっています。長期間の資産運用の場合、多少の相場の波は乗り越える可能性があります。
ただし、運用商品によって見極めることは大切です。株式市場全体に投資する投資信託であれば、長期で保有し続けるのもありでしょう。個別の株式については倒産の危険性があったり、成長の兆しが見えなかったりするようであれば、売却することも選択肢の一つです。
投資の知識が無くても安心!
投資教育を受けながら資産形成ができる企業型DCとは?
先ほど記述したように、
投資信託の運用において”100%元本割れを起こさない”という保証はありません。
一概に運用商品を見極めるといっても、投資の知識が無ければどのように立ち回れば良いのかわからず結果的に投資に対して後ろ向きになってしまっても無理はありません。
しかし、弊社がサポートする企業型確定拠出年金(企業型DC)であれば、年に1回の投資教育とプロのFP(ファイナンシャルプランナー)により逐一サポートを受けることができるため、
投資の知識の無い投資未経験の若者にとっても安心して投資をスタートすることができるのです。
つまり、企業型確定拠出年金を導入していることが従業員にとっての福利厚生に繋がり、
さらに退職金制度としても導入することができる制度となっております。
まとめ
20代をはじめとした若年層に浸透しつつ投資とお金の話について。
企業型DCをはじめとした金融教育、金融制度を導入することがこれからの時代での企業価値を高めるための第一歩だといえるでしょう。